【お宮参りの小物】
犬の張子
犬張り子の起源は、神社仏閣に配される狛犬(唐獅子)とも言われます。
犬にあやかってお産が安産であったことを感謝し
、子犬のように元気に育つようにとの願いが込められたお祝いの玩具です。
でんでん太鼓
古くから誕生祝いの玩具とされてきました。
初宮参りに持参し、お宮参りが済んだあとは赤ちゃんの部屋に飾っておきます。
扇子 のし袋
お宮詣りの際に、初着に沢山ぶら下げる祝い扇子です。
子供の名前と生年月日を書き込んだ
扇子と麻の皮に熨斗をそえて持参します。
末広(ひも扇)にのし袋(ひも銭)をそえます。
男児は末広が緑色 女児は末広が赤色で
赤ちゃんが着ている祝い着に紐でくくりつけます。
金封は祝い金は抜き、名前の書かれた金封に穴をあけ
お宮参りの扇子についている紐を通します。
お参り後、神社の格子に吊される場合が多いです。
お守り袋
あらかじめ用意しておくもので
参拝した神社でいただいた御守り札をいれる袋。持ち帰って子供の記念品として残しておかれるといいでしょう。
男児用は紺色、女児用は赤色を基調にしたお守り袋がついてきます。
※このページは、色々な情報を元にまとめています。地域よって風習が違ったり、
情報が正しくない場合も御座います。
初着の着せ方
まず前もってしつけ糸をはずしておきます。ただし「付け紐」を衿部分に留める化粧糸は外してしまわないように注意しましょう。
化粧箱から取り出し、折り筋を消すために和装ハンガーに掛けておきます。
当日は和装のでんちセット(抱き着)又は洋装のベビードレス姿で神社にむかい、境内で初着を赤ちゃんを抱っこした上から掛けます。
初着の襦袢は通常は付けておきますが、夏季ははずした方が涼しくて良いと思います。
初着の紐をお母さんの肩から背中にまわししっかり結びます。
その際、縁起物の扇子(末広)、お守り等を初着の紐からぶら下げても良いかと思います。
【お宮参りの詣り方】
お宮参り当日は、父方の祖母が赤ちゃんを抱き、母方の祖母や母親がそれに付き添ってお参りします。
母親の実家から出産祝いに贈られた祝い着(初着)を、赤ちゃんを抱いたうえから着せ掛けて、結びひもは祖母の首にまわして後ろで結びます。
でんでん太鼓や犬張子・扇子・金封を赤ちゃの祝い着のひもに結びつけ、抱っこしている人の背中にたらして、お参りする習慣が一般的です。
神社にお参りしてお祓(はら)いをうけて祝詞を上げてもらう場合は、事前に社務所に連絡しておきます。料金を掲示している場合は確認しておきましょう。
当日は上段に「御玉串料」「御初穂料」下段に赤ちゃんの名前を表書きした白い封筒または祝儀袋(紅白、蝶結び、のしなし)をお礼として渡します。金額の目安は3千円から1万円ですが5千円ぐらいが一般的です。
※このページは、色々な情報を元にまとめています。地域よって風習が違ったり、
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